競走能力喪失の定義や意味を調べてみた(予後不良との違いは?)

今回は、競走能力喪失について調べて見ようと思います。

この記事のまとめ

競走能力喪失とは筋肉や腱など損傷して治療や回復は可能なものの、競走による強度の負荷に耐えられるまで回復しないと判断されること

競走馬としてはもう以前のパフォーマンスで走れないと判断される事になります。

私の出資馬である「バーラデプラータ」も競走能力喪失の診断が出ました。

競走馬の疾患について

調べてまず感じたのは、競走馬の病気についてです。

①最も重度なものは

予後不良

②その次に重要なものが

競走能力喪失となります。

最初に馬の前提知識として、

人間なら足を骨折しても入院したり、車いすや松葉杖で生きていけますが、

馬の場合は足を動かすことで血液が流れるような仕組みになっているようで、馬にとって自分で歩けないことはコトバ通り致命傷だと言われています。

競走能力喪失より思い予後不良とは?

予後不良とは骨折など回復が困難な故障で競走馬が自分で歩けないと判断されることで、ほぼ例外なく安楽死措置が取られます。

(天皇賞・秋のサイレンススズカの予後不良は今も忘れられないファンがいるのではないでしょうか。)

以下がレースです。(閲覧注意)

競走能力喪失とは

競走能力喪失とは筋肉や腱など損傷して治療や回復は可能なものの、競争による強度の負荷に耐えられるまで回復しないと判断されること、で競走馬としてはもう以前のパフォーマンスで走れないと判断される事になります。

有名な馬では

ドゥラメンテが挙げられます。

2016年3月には世界レーティング1位で、2016年の凱旋門賞で有力馬の1頭だったドゥラメンテが、2016年6月26日の宝塚記念のレースで左前脚を故障して、競走能力喪失と診断され、引退となってしまいました。

ドゥラメンテは惜しくも2着でした。

2016年の凱旋門賞こそ、日本の悲願達成を夢見ていた競馬ファンも多かったと思いますが、なんというか残念すぎる結末です。

2016年6月引退の牡馬のドゥラメンテの競争能力喪失は、左前脚のじん帯と腱の部分に内出血と炎症があった

と言われていて、左前脚というのは共通していますが、症状は少々異なるのではないかと思われます。

痛みに耐えながら最後まで走る姿を見ることができます。

まとめ

競走能力喪失の定義や意味を調べました。そもそも競走馬は自分で歩ける必要が有ること、予後不良が一番思い競走馬の疾患であること、競走能力喪失の場合、繁殖活動はできるという話など紹介しました。

2022年にはドゥラメンテの子供であるタイトルホルダーが凱旋門賞に挑戦をしました。

結果は振るいませんでしたが、父が成し得なかったレースに出走してくれて、日本競馬に感動をもたらしました。

私の出資馬である「インテンソ」も父がドゥラメンテであるため、期待しています。

出走を楽しみにしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA