中央競馬や地方競馬などで馬を見る機会は多くあると思います。
馬の中には予後不良といって、安楽死をする馬も中には出てきます。
しかし、安楽死をせずに引退した馬についてどうなるか気になったことはないでしょうか。
また、競走馬は平均何歳まで生きるのでしょうか。
今回は、競走馬の平均寿命について調べてみました。
・競走馬の平均寿命がわかる。
・競走馬の年齢を人間に例えた年齢がわかる。
・中央競馬や地方競馬で最年長出走、最年長勝利をした馬がわかる。
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競走馬の平均寿命は何歳?
競走馬を引退した後
競走馬の平均寿命は、24〜25歳と言われています。
実際に競走馬として出走しているのは、平均して2〜6歳ほどです。
比較的芝を走る馬よりもダートを走る馬の方が長く活躍できると言われています。
引退してから18年ほど生きるのですね。
ただし、これは怪我や病気のない場合です。
怪我や病気によって、治療しても治る見込みのない馬に対しては、安楽死の処置が取られます。
馬の安楽死は、不要な苦痛を与えないとする動物福祉の観点から人道的な処置とされています。
競走馬の年齢と人間の年齢の比較
競走馬 | 人間 |
生まれてから数日 | 2歳 |
半年 | 3〜6歳 |
1歳 | 7〜11歳 |
2歳 | 12〜15歳 |
3歳〜4歳 | 16〜20歳 |
5歳〜6歳 | 21〜24歳 |
7歳〜14歳 | 25〜40歳 |
15歳〜19歳 | 41〜69歳 |
20歳〜25歳 | 70歳〜90歳 |
26歳〜 | 91歳〜 |
馬の年齢×4=人の年齢と言われています。
中央競馬最年長出走、最年長勝利をした馬は?
以下では、中央競馬・地方競馬で長く活躍した馬について紹介します。
おまけに当時のレースや戦績も付け加えましたのでぜひご覧ください。
中央競馬最年長出走
15歳(現在の年齢だと14歳)
2000年1月29日 ミスタートウジン (銀嶺ステークス)
ミスタートウジンの戦績はこちら(ネット競馬)
中央競馬最年長勝利
12歳
2007年4月14日 カラジ (中山グランドジャンプJ G1)
カラジの戦績はこちら(ネット競馬)
地方競馬最年長出走、最年長勝利した馬は?
地方競馬最年長出走
18歳
2023年4月10日 ヒカルアヤノヒメ 名古屋競馬
ヒカルアヤノヒメの戦績はこちら(ネット競馬)
地方競馬最年長勝利
16歳
2007年9月23日 オースミレパード 高知競馬
オースミレパードの戦績はこちら(ネット競馬)
まとめ
競走馬の寿命は人間に比べて短く、安楽死という措置が取られないと25年ほど生きるということがわかりました。
中には、18歳という年齢で走った馬もいました。
(人間でいうと大体60歳くらい)
驚きしかありませんね。
馬の生涯は一瞬のものですので、一生懸命応援してあげてくださいね。