複利の力
複利とは、元本についた利息に対してさらに利息がつくことです。
例えば、100万円を年利4%で運用した場合、1年後には100万×1.04=104万円となります。
では2年目はどうでしょう?
2年目は104万円×1.04=108.16となります。
1年目よりも増え幅が大きくなっていますよね。
これが複利の力です。
仮に単利(元本にのみ利息が発生する)により計算すると、2年目以降に増える資産は1年目同様毎年4万円となります。
先ほどの100万円を30年間利率4%で運用した例を単利で計算すると、30年後には2,200,000円となります。
複利計算した場合の3,313,498円と比べると、1,113,498円の差になります。
ちなみにですが、銀行預金も複利による運用である点は同じです。
ただし、株式などで複利運用した場合と比較すると、銀行預金の利率があまりにも低いので、利息に対して利息が発生したところで金額にほぼ影響を及ぼさないということです。
これらのことから、銀行預金のみ行う人とリスク資産に投資している人では、将来的に大きな差が開く可能性があるということになります。
1 2