今回は、この本を紹介しようと思います。
マンガ「バビロン大富豪の教え」です。
お金に関わる本の1冊です。
この本は、目先のお金を得るためのテクニックではなく
「お金に愛される知恵を身につける」
「働くことの大切さ」
「人との付き合い方」など
時代を超えて通用する人間が幸福になるための心理が描かれています。
あらすじ
大場拓哉(元大学教授/考古学者)に1本の電話がかかって来るところから物語が始まります。
ある友人の男からこんな話を持ちかけられます。
「バビロニアから発掘された『黄金の法則』が書かれた粘土板の解読をお願いしたい。」
その粘土板に書かれている法則こそが
「お金と幸せを生み出す5つの黄金法則」です。
5つの黄金法則
5つの法則を紹介しようと思います。
- 収入の十分の1を貯めなさい
- そのお金で投資を始めなさい
- 投資について教えてくれる人を見つけなさい
- 教えてもらったことを全て鵜呑みにするのではなく自ら投資について学びなさい
- 自分が理解してない商いには手を出さないこと。甘い話や非現実的な話にはのらない
私たち日本人は、リスクをとって投資をすることを小さい頃から教わってきていないので抵抗がある方も多いです。
しかし海外ではほとんどの人が投資をしていますし、日本でも高校の授業で投資の勉強が始まります。
これからの時代は全ての人が投資をしていく時代になるのではないかなと思っています。
今はネット社会です。投資についても調べればなんでも出てきます。
情報の取捨選択は必要になりますが、調べて見ると大体同じことが書かれています。
1人の人が言うことを信じるよりかは、色々な人の意見を聞きながら自分で選んで投資していくことお勧めします。
当たり前のことがほとんどですが、それができなくて「お金」がなく窮屈な思いをしている方が多いのではないかなと思います。
更に、7つの武器についてお話しします。
7つの武器
- ① 収入の十分の1を貯金しなさい
- ② 欲望に優先順位をつけなさい
- ③ 蓄えたお金を働かせなさい
- ④ 危険や天敵からお金を守りなさい
- ⑤ より良いところに住みなさい
- ⑥ 今日から未来の生活に備えなさい
- ⑦ 自分こそが最大の資本となりなさい
②についてですが、「人間の欲望には際限がない」だからこそ!収入の十分の9のお金には本当に必要なものから優先順位をつけていくという話です。
④はとても重要です。詐欺や保険、証券会社、時には銀行までもがあなたの財産を狙っています。
あなたのお金を守れるのはあなただけだと言うことを覚えておいてください。
⑦についてですが、奥深いですね!「自分こそが最大の資本になりなさい」
ただお金をもらうのではなく、お金を稼ぐ知恵を身につけて自分の価値を上げていく。
自分の価値を上げていけば、いつ何があっても生きていけるでしょう!
例えば、「仕事をしなくても魚を1日1匹貰える」か「魚の釣り方を教えてもらえる」とすればあなたはどちらを選びますか?
確かに怠けていても1日1匹の魚は食べることはできます。
しかし、釣り方を知っていれば何匹も釣ることができるかもしれませんよね。
釣り方を知ることで、1匹を10匹にすれば、それだけで資本が増えていきます。
まとめ
お金持ちになりたければ、お金持ちが実践してることを聞き、自分も実践してみることです。
感謝される仕事をすれば、お金は後からついてくる「お金はおまけ」だそうです。
そしてこの本の最後に書かれているのは「お金は幸せには直結しない」と言うことです。
お金がなければ不幸ですが、お金があればあるほど幸せになれるのではなく
人との繋がりを持たなければ幸せを実感することはできないのです。
考古学者の大場拓哉は粘土板を解読し、実践。仕事をはじめて借金を返し、お金にも余裕が出てきましたが家族がいなくて寂しい思いをします。
妻の所へ行き、もう一度プロポーズをして幸せに暮らしました。と話が終わります。
分厚い本ですが、漫画なのでとても読みやすいです。